【事件・災害 / 天候・気象】 慶応三年正月十五日 (西暦 1867-02-19)
干支: 年[丁卯] 月[壬寅] 日[庚午]
月相: 望(満月) / 節気: 雨水

麻布綿打職人の家から出火し広範囲を焼失

正月十五日の丑の刻(2時頃)、麻布雑式坂下町(現在の東京都港区麻布周辺)に住む綿打ち職人・金五郎の家より失火による火災が発生しました。
火は宮下町、新網町代地、十番へ焼き込み、さらに永坂町、光照寺門前、飯倉新町、その他の武家地などに燃え広がりました。
火災の規模は、長さが約2町40間(約294m)、幅が平均約53間(約96m)に及びました。
激しい燃え広がりを見せましたが、明方に至りようやく鎮火しました。
【 史料原文・書き下し文 】
○同十五日暁、丑刻、麻布雑式坂下町綿打職金五郎の家より失火して、宮下町・新網町代地・十番やけ込、永坂町・光照寺門前・飯倉新町、其外武家地等焼る。長二町四十間・幅平均五十三間程なり。明方に至り鎮る。(武江年表)
出典・参考文献: 武江年表