大塚護国寺にて観世音の御開帳、巨大な涅槃図などを展示
二月十一日から四月十一日にかけて、大塚の護国寺(現在の東京都文京区大塚五丁目周辺)において観世音の御開帳が開催されました。
旧幕府からの寄附による宝物をはじめ多数の霊宝が公開され、特設の仮屋には長さ13間(約23.6m)、幅4.5間(約8.2m)におよぶ巨大な墨画の涅槃像(狩野種信拝画・沙門寂道納)が掲げられました。
またこの御開帳に合わせ、音羽町の中央から護国寺寄りの約1町ほどの区画には、第四大区九小区の人々によって桜の木が寄贈・植樹されました。
旧幕府からの寄附による宝物をはじめ多数の霊宝が公開され、特設の仮屋には長さ13間(約23.6m)、幅4.5間(約8.2m)におよぶ巨大な墨画の涅槃像(狩野種信拝画・沙門寂道納)が掲げられました。
またこの御開帳に合わせ、音羽町の中央から護国寺寄りの約1町ほどの区画には、第四大区九小区の人々によって桜の木が寄贈・植樹されました。
【 史料原文・書き下し文 】
○同十一日より四月十一日迄、大塚護国寺観世音開帳(元禄中、旧幕府より御寄附の宝物、其外霊宝多く拝せしむ。誰々も知る所なれど、例の大幅の涅槃像、仮屋をかまへて掛りしを見る。長十三間・幅四間半ある由。竪の方は上へ余りて、二間程仮屋を天井へ横に引てかけたり。下は一間計り畳の上へ引たり。墨画にして、画上に沙門寂道納・狩野種信拝画とあり。他の書に落款等記さゞれば、贅言なれどこゝにしるしつ。音羽町の内中央、護国寺の方へ寄せて一町余の所、桜木を植たて、四大区の内、九小区の輩、寄付せりといふ。当山鎮守今宮、此頃畑中へ引たり)。(武江年表)
出典・参考文献: 武江年表
