市川海老蔵(五代目)、奢侈のかどにより江戸追放の処分を受ける
天保十三年四月、市川團十郎(七代目)改め市川海老蔵(五代目)が奢侈(ぜいたく)のかどにより江戸追放の処分を受けました。天保の改革に関連する奢侈禁止令に違反したというものでしたが、江戸っ子に対する見せしめの意味合いも強いものと思われます。
※市村屋注:原文には七代目市川海老蔵とありますが、正しくは五代目です。
※市村屋注:原文には七代目市川海老蔵とありますが、正しくは五代目です。
【 史料原文・書き下し文 】
〔金補〕同二十三日、俳優七代目市川団十郎卒(六十九歳。寛政十二年に七代目を襲名、天保三年に名跡を長男に譲り、七代目市川海老蔵となり、同十一年、いまに伝はる勧進帳を初演、いはゆる歌舞妓十八番を制定す。同十三年、奢侈のかどにより江戸追放となるも、嘉永二年、赦されて江戸に戻る)。(武江年表)
出典・参考文献: 武江年表
