【人物 / おくやみ】 元文四年十二月三十日 (西暦 1740-01-28)
干支: 年[己未] 月[丁丑] 日[壬辰]
月相: / 節気:

自堕落先生、日暮里養福寺で自らの生前葬の日に四十歳で死去

十二月晦日、奇行と俳諧で知られた自堕落先生(通称は山崎三郎右衛門、不思菴・不量軒・捨楽斎・確連房などと号す)が、日暮里の養福寺(現在の東京都荒川区西日暮里周辺)にて戯れに自らの生前葬の真似を行って踊り狂い、世人を驚かせた同日に40歳で亡くなりました。墓所も同寺に置かれました。
※自堕落先生は気随な性格から士官を辞して酒を嗜み、蕉門の俳人として活動して『風俗文集』『不思庵労四狂』などの著書を残しました。
【 史料原文・書き下し文 】
○十二月晦日、日暮里養福寺にて、自堕落先生、戯れに葬式の真似をなし、踊り狂ひて耳目を驚せり。同日、四十歳にて終りしと見えたり。墳墓も同寺にあり(自堕落先生、通称山崎三郎右衛門といふ。不思菴・不量軒・捨楽斎・確連房等の狂号あり。性質、気随にして、士官を辞し、常に酒を好み、俳諧をよくして、蕉門に遊べり。『風俗文集』二冊、『不思庵労四狂』二冊、刊行せり)。(武江年表)
出典・参考文献: 武江年表