【行事 / 興行】 明治四年十月二十六日 (西暦 1871-12-08)
干支: 年[辛未] 月[己亥] 日[癸未]
月相: / 節気:

招魂社境内にてフランスのスリエによる西洋曲馬興行が開始

十月二十六日より、招魂社(現在の東京都千代田区九段北にある靖国神社)の境内にて、異国(フランス)の男女による西洋曲馬(サーカス)の見せ物興行が始まりました。料金は2階上の桟敷席が1人200疋(50文換算で約500文相当)、1番から3番席が1人100疋、そのほか1人3朱や2朱の桟敷席が設定されました。この興行はフランス人のスリエが催したものでしたが、料金が高いうえに日が短くなり寒さも増した時期であったため、面白みに欠け見物客は少なめでした。
市村屋注:開催期間が明確でないため、ここでは仮に単日としています。
【 史料原文・書き下し文 】
○同二十六日より招魂社境地に於て、異国の男女、曲馬の見せ物興行す(二階上桟敷代一人二百疋、一番より三番迄一人百疋、又一人三朱と二朱のさじきあり。仏国スリエといふの催しなり。見物少し。面白からずして価貴く、日は短くなり、寒気にも向ひし故なり)。(武江年表)
出典・参考文献: 武江年表