【人物 / おくやみ】 安永二年二月十七日 (西暦 1773-03-09)
干支: 年[癸巳] 月[乙卯] 日[丙寅]
月相: 望(満月) / 節気:

並木正三(初代)、四十四歳で亡くなる。セリ上げ・回り舞台を発明

宝暦三年に初代中村歌右衛門のために書き下ろした『けいせい天羽衣』にて三間四方の大仕掛けである「セリ上げ」を考案し、さらに宝暦八年の『三十石艠始』にて世界初となる「回り舞台」の仕掛けを発明して大評判となった偉大な歌舞伎立作者・初代並木正三が、二月十七日に44歳で死去しました。
【 史料原文・書き下し文 】
〔金補〕二月十七日、歌舞妓立作者、初代並木正三卒(四十四歳。宝暦二年、初代中村歌右衛門のために書き下る「けいせい天羽衣」にて三間四方の大仕掛けのセリ上げを考案、さらに宝暦八年十二月の「三十石艠始」にては回り舞台の仕掛けを工夫、世界で初めての発明として評判となれり)。(武江年表)
出典・参考文献: 武江年表、歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典