茅場町薬師境内にて井の頭弁才天の出開帳
三月十五日より、茅場町薬師(智泉院:現在の東京都中央区日本橋茅場町周辺)の境内において、井の頭弁才天(東京都三鷹市)の出開帳が開催されました。
※原文注:この頃、友人である屋代豊芥子(やしろ ほうかいし)から『開帳記』という一冊の書き抜き冊子を借り受けることができた。そこには、寛保二年(1742年)から天明八年(1788年)までの江戸における開帳の記録が、ことごとく収集・記録されていた。そのため、私はその内容をそのままこの『武江年表』に書き写して収録した。ゆえに、この年代(寛保~天明期)の開帳の記述は非常に詳しいが、それ以前やそれ以後の年代の開帳記録は手薄(粗略)になっているのである。本書を読む人は、その記録の密度の違いを不審に思わないでほしい。
※市村屋注:原文からは期日は明らかではありませんが、ここでは仮に60日間としておきます。
※原文注:この頃、友人である屋代豊芥子(やしろ ほうかいし)から『開帳記』という一冊の書き抜き冊子を借り受けることができた。そこには、寛保二年(1742年)から天明八年(1788年)までの江戸における開帳の記録が、ことごとく収集・記録されていた。そのため、私はその内容をそのままこの『武江年表』に書き写して収録した。ゆえに、この年代(寛保~天明期)の開帳の記述は非常に詳しいが、それ以前やそれ以後の年代の開帳記録は手薄(粗略)になっているのである。本書を読む人は、その記録の密度の違いを不審に思わないでほしい。
※市村屋注:原文からは期日は明らかではありませんが、ここでは仮に60日間としておきます。
【 史料原文・書き下し文 】
○三月十五日より茅場町薬師境内にて、井の頭弁才天開帳(此頃、友人豊芥子より『開帳記』といふ一冊子を借得たり。寛保二年より天明八年迄の開帳、悉く集記せり。よつて其儘こゝに記するが故、此年間の開帳くはしく、前後は疎なり。見る人、いぶかる事なかれ)。(武江年表)
出典・参考文献: 武江年表
