【事件・災害 / 事件・事故】 享保十二年十一月七日 (西暦 1727-12-19)
干支: 年[丁未] 月[壬子] 日[己酉]
月相: / 節気:

白子屋のおくまと手代忠八が処刑される

十一月七日、新材木町(現在の東京都中央区日本橋堀留町周辺)の材木商・白子屋庄三郎の養子である又四郎の妻「くま(おくま)」と、手代の忠八が処刑されました。
ねんごろの関係にあったおくまと忠八が下女を用いて夫の又四郎を殺害しようとした密通・殺害未遂事件であり、おくまは死罪、忠八は小塚原刑場にて獄門となりました。この事件は後年、河竹黙阿弥作の歌舞伎『梅雨小袖昔八丈』(通称:髪結新三)の題材となりました。
【 史料原文・書き下し文 】
○十一月七日、新材木町白子屋庄三郎養子又四郎妻くま、幷手代忠八刑せらる(事は世人の知る所なり)。
金吾云、かねて手代忠八と密通せしくまが、下女を使ひ養子又四郎を殺さんとして失敗したるものにして、くまは死罪、忠八は小塚原刑場で獄門になりたるものなり。これを題材としたる河竹黙阿弥作「梅雨小袖昔八丈」は俗に髪結新三として、いまも上演され続く。(武江年表)
出典・参考文献: 武江年表