【人物 / おくやみ】 安政三年正月十七日 (西暦 1856-02-22)
干支: 年[丙辰] 月[庚寅] 日[乙亥]
月相: / 節気:

生方鼎斎五十八歳で凶行に倒れる。幕末の書家

幕末の著名な書家である生方鼎斎(名:寛、字:猛斎、通称:造酒蔵)が、正月十七日に58歳で死去しました。
鼎斎は「巻菱湖門下の四天王」の一人として数えられ、書のみならず篆刻(てんこく)にも秀でていましたが、狂乱した酒乱の者に殺害されるという不運な最期を遂げました。
葬儀および墓所は、神谷町の光明寺(現在の東京都港区虎ノ門周辺)にて執り行われます。
【 史料原文・書き下し文 】
○同十七日、書家生方鼎斎卒(五十八歳。酒狂人の為に切害せらる)。
金吾云、名寛、字猛斎、通称造酒蔵。巻菱湖四天王の一人として、書と共に篆刻もよくす。神谷町光明寺に葬す。(武江年表)
出典・参考文献: 武江年表