【事件・災害 / 火災・火事】 慶応二年十一月四日 ~ 慶応二年十一月五日 (西暦 1866-12-10 〜 1866-12-11)
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深川熊井町の油屋より出火、永代寺・八幡宮周辺や吉原仮宅まで広範囲が焼失

十一月四日の夜、四ツ過(午後10時頃)、深川熊井町(現在の東京都江東区永代周辺)にある油屋「あさ」宅より失火による火災が発生しました。火は相川町・中島町・蛤町(江東区門前仲町・永代周辺)を経て、黒江町・仲町、さらには永代寺や富岡八幡宮の脇(江東区富岡周辺)にまで達しました。この大火により、大火災被害で一時避難していた吉原遊郭の仮宅(仮営業所)も残らず全焼しました。火は明け方の七ツ頃(午前4時頃)になってようやく鎮火し、被害範囲は長さ4町50間(約527メートル)・幅4町(約436メートル)ほどの広大なおのとなりました。
【 史料原文・書き下し文 】
○同四日夜、四時過、深川熊井町の油屋あさ宅より失火して、相川町・中島町・蛤町の辺、黒江町・仲町・永代寺・八幡宮の側迄焼る。吉原町娼家の僑居も残れるは無し。暁七時頃にいたり鎮る。長四町五十間・幅四町程なり。(武江年表)
出典・参考文献: 武江年表