【事件・災害 / 火災・火事】
文久三年三月十六日
(西暦 1863-05-03)
干支: 年[癸亥] 月[丙辰] 日[壬戌]
月相: 望(満月) / 節気:
月相: 望(満月) / 節気:
本郷新町屋から出火し湯島天満宮本社などが全焼 大火に発展
十六日暮れ、六半時頃(18時30分頃)、本郷新町屋(通称:大根畠、現在の東京都文京区本郷周辺)より火災が発生しました。
南西の風に煽られて湯島天満宮の本社および拝殿へ延焼しました(社殿は前年に修復されたばかりの壮麗な建物で、特に本社は土蔵造りであったため非常に惜しまれることに、すっかり炭燼と化してしまいました)。なお、別当所は焼け残りました。さらに門前町屋、柳井堂、池の端茅町(南側少々)、同仲町、玄桂屋敷、三組町、坂下の加藤侯邸の向側、御数寄屋町などが類焼し、夜9時頃(21時頃)に鎮火しました。被災規模は長さ5町余(約545m)、幅平均1町50間程(約164m)に達しました(なお、霊雲寺、麟祥院、根生院などは焼け残りました)。
南西の風に煽られて湯島天満宮の本社および拝殿へ延焼しました(社殿は前年に修復されたばかりの壮麗な建物で、特に本社は土蔵造りであったため非常に惜しまれることに、すっかり炭燼と化してしまいました)。なお、別当所は焼け残りました。さらに門前町屋、柳井堂、池の端茅町(南側少々)、同仲町、玄桂屋敷、三組町、坂下の加藤侯邸の向側、御数寄屋町などが類焼し、夜9時頃(21時頃)に鎮火しました。被災規模は長さ5町余(約545m)、幅平均1町50間程(約164m)に達しました(なお、霊雲寺、麟祥院、根生院などは焼け残りました)。
【 史料原文・書き下し文 】
○同十六日暮、六半時頃、本郷新町屋(大根畠といふ)より出火。南西風にて湯島天満宮本社・拝殿(去年修復なりて壮麗の社にて、殊に本社は土庫にてありしが、惜むべし炭燼となりぬ)焼、別当所は残る。門前町屋・柳井堂・池の端茅町(南の方少々)・同仲町・玄桂屋敷・三組町、坂の下は加藤侯の向側、御すきや町等類焼し、夜九時頃鎮る。長五町余・幅平均壱町五十間程なり(霊雲寺・麟祥院・根生院等は残る)。(武江年表)
出典・参考文献: 武江年表
