【事件・災害 / 火災・火事】 宝暦十年二月六日 ~ 宝暦十年二月七日 (西暦 1760-03-22 〜 1760-03-23)
📜 この頃の記事: 宝暦十年 宝暦十年二月

神田旅籠町から出火し日本橋や両国を経て深川の洲崎まで大延焼

二月六日の戌刻(20時頃)、神田旅籠町一丁目の足袋屋であった明石屋(現在の東京都千代田区外神田周辺)より出火しました。
乾の方角から吹き荒れる烈しい大風にあおられ、佐久間町の周辺はもちろんのこと、浅草の周辺、両国橋、馬喰町、本町、日本橋、江戸橋の周辺、霊巌島、新川の周辺を経て深川へ飛び火し、洲崎や木場の周辺(現在の東京都中央区・墨田区・江東区の広範囲)にいたるまで凄まじい勢いで焼亡しました。
この大火により三十間堂が焼失し、永代橋や新大橋も炎上して落ちました。
翌日の七日巳刻(10時頃)になってようやく火勢が収まり鎮火しました。
【 史料原文・書き下し文 】
○同月六日戌刻、神田旅籠町壱丁目明石屋といへる足袋屋より出火、乾大風、佐久間町辺はいふに及ばず、浅草辺・両国橋・馬喰町・本町・日本橋・江戸橋辺・霊巌島新川辺・深川へ飛とび、洲崎木場の辺迄焼亡。三十三間堂焼失。永代橋・新大橋も焼る。七日巳刻鎮ひし火づまる。(武江年表)
出典・参考文献: 武江年表