【事件・災害 / 火災・火事】 享保三年十二月十一日 (西暦 1719-01-30)
干支: 年[戊戌] 月[乙丑] 日[甲辰]
月相: / 節気:

上野屏風坂上より出火、浅草蔵前・旅籠町を経て隅田川対岸の回向院門前や本所まで延焼

十二月十一日、上野屏風坂上の源竜院(現在の台東区上野公園周辺)より火災が発生しました。火は南の方角にあおられて浅草蔵前の茶屋街、旅籠町、茅町(いずれも現在の台東区浅草・蔵前周辺)から浅草見附際まで焼き尽くしました。さらに強風により隅田川を越えて対岸へ飛び火し、回向院(現在の墨田区両国周辺)門前の茶屋をすべて焼き払い、さらに南へ至って弁天堂の裏手南東2町(約218メートル)ほどの地点でようやく鎮火しました。
【 史料原文・書き下し文 】
〔金補〕十二月十一日、上野屛風坂上源竜院より出火、遠く南方へ焼け出し、浅草蔵前の茶屋衆、旅籠町・茅町より浅草見附際まで焼失。また隅田川対岸に飛火、回向院門前茶屋不残焼き、さらに南へ越し、弁天堂のうしろ南東二町程焼きて火止まる。(武江年表)
出典・参考文献: 武江年表