【事件・災害 / 火災・火事】
文政六年十二月二十五日
(西暦 1824-01-25)
干支: 年[癸未] 月[乙丑] 日[己未]
月相: / 節気:
月相: / 節気:
麹町三丁目より夜間に出火し猛烈な西北風で山王門前・虎ノ門・赤坂田町まで大名屋敷多数が全焼
十二月二十五日の夜、麹町三丁目(現在の東京都千代田区麹町周辺)より火災が発生しました。西北の猛烈な風にあおられて火は一丁目河岸の定火消屋敷や貝坂から五丁目へ燃え広がり、直ちに高貴の御館(紀州徳川家上屋敷など)へ焼き込みました。さらに永田馬場、山王権現門前町屋、虎ノ門に至る諸侯の藩邸数宇を焼き、南は狐坂から赤坂の定火消屋敷・赤坂田町四丁目(現在の港区赤坂周辺)まで焼き尽くしました。当夜は平川天満宮の歳の市が開かれており、混雑と大混乱を極めました。
【 史料原文・書き下し文 】
○十二月二十五日夜、麴町三丁目より出火。折節、西北の風烈しく、一丁目河岸迄定御火消屋敷、一口は貝坂より五丁目岩城升屋にて止る。其火、直に高貴の御館へ移り、永田馬場・山王の門前町屋、其外虎の御門迄の間、諸侯の藩邸数宇、南は狐坂より赤坂の御火消屋敷・田町四丁目迄焼亡す。此夜平川の社、年の市にて、混雑いふ斗りなし。(武江年表)
出典・参考文献: 武江年表
