【事件・災害 / 火災・火事】
文化六年正月朔日
(西暦 1809-02-14)
干支: 年[己巳] 月[丙寅] 日[辛酉]
月相: 朔(新月) / 節気:
月相: 朔(新月) / 節気:
左内町から出火、強風により堺町・葺屋町の芝居小屋や本所方面まで広がる大火
正月元日、大風が吹き荒れる中、暮六時過(午後六時半頃)に左内町(東京都中央区日本橋人形町周辺)より出火しました。火は万町(中央区日本橋人形町周辺)、四日市、小網町(中央区日本橋小網町周辺)、照降町(中央区日本橋人形町周辺)、新材木町、堺町・葺屋町の両座芝居(当時の中村座・市村座があった中央区日本橋人形町周辺)、難波町、高砂町、元浜町周辺の武家地へと燃え広がり、そこからさらに両国、薬研堀(中央区東日本橋周辺)、矢の倉(中央区日本橋浜町周辺)の跡地へと飛び火して、本所表町(東京都墨田区周辺)の一帯をも焼き尽くし、夜の九ッ半時(午前一時頃)になってようやく鎮火しました。
【 史料原文・書き下し文 】
正月元日、大風。暮六時過、左内町より出火して、万町・四日市・小網町・照降町・新材木町・堺町葺屋町両座芝居・難波町・高砂町・元浜町辺武家方、夫より両国・薬研堀・矢の倉跡にいたり、飛火して本所表町辺焼亡し、夜九ッ半時鎮る。(武江年表)
出典・参考文献: 武江年表
