【事件・災害 / 火災・火事】 文政十一年二月五日 (西暦 1828-03-20)
干支: 年[戊子] 月[乙卯] 日[乙亥]
月相: / 節気: 春分

神田多町の湯屋から出火し日本橋まで大延焼

二月五日の暮六時(18時頃)、神田多町二丁目の湯屋(現在の東京都千代田区神田多町周辺)より失火しました。
東風にあおられて西神田の町々の一円に類焼したのち、さらに北風へと変わり、本銀町、本町、石町、駿河町、室町の周辺(現在の中央区日本橋周辺)にいたるまで猛烈に広がり、夜の亥の下刻(22時頃)になってようやく鎮火しました。
この大火による焼死者は100余人に及んだと伝えられています。
【 史料原文・書き下し文 】
○二月五日、暮六時、神田多町弐丁目湯屋より失火し、東風にて西神田町々一円に類焼し、又北風になりて本銀町・本町・石町・駿河町・室町の辺に至り、夜亥の下刻鎮る。
金吾云、焼死百余人に及ぶといふ。(武江年表)
出典・参考文献: 武江年表