永代寺にて成田不動尊の出開帳が催され奉納目録の版行が流行する
三月朔日より、永代寺(現在の東京都江東区富岡一丁目周辺)にて下総国成田不動尊(千葉県成田市)の出開帳が開催されました。
奉納された大提灯や幟、米俵、造り物などが境内に溢れ、この時から奉納目録に絵を加えた刷り物が売り歩かれる絵入り目録の流行が始まりました。
一説では、目録に絵を加える試みは古くから存在し、かつて三囲稲荷の開帳時にも尚左堂俊満による寄木細工風の板絵目録などが作られていたと指摘されています。
市村屋注:原文では期日は明らかではありませんが、ここでは仮に60日間としておきます。
奉納された大提灯や幟、米俵、造り物などが境内に溢れ、この時から奉納目録に絵を加えた刷り物が売り歩かれる絵入り目録の流行が始まりました。
一説では、目録に絵を加える試みは古くから存在し、かつて三囲稲荷の開帳時にも尚左堂俊満による寄木細工風の板絵目録などが作られていたと指摘されています。
市村屋注:原文では期日は明らかではありませんが、ここでは仮に60日間としておきます。
【 史料原文・書き下し文 】
○三月朔日より永代寺にて、成田不動尊開帳(奉納幟・大挑灯・米俵・造り物等夥しく有り。此時より奉納目録に絵を加へ、板行して売歩行事はじまる)。
筠庭云、開帳奉納物に目録に画を加ふるは、ふるくもあるべし。そのかみ、三囲稲荷開帳の時、尚左堂俊満がうちは、合細工ものの柱かくし如き板に付たるものなりき。この目録画なり。(武江年表)
筠庭云、開帳奉納物に目録に画を加ふるは、ふるくもあるべし。そのかみ、三囲稲荷開帳の時、尚左堂俊満がうちは、合細工ものの柱かくし如き板に付たるものなりき。この目録画なり。(武江年表)
出典・参考文献: 武江年表
