【事件・災害 / 火災・火事】
文久四年正月九日
(西暦 1864-02-16)
干支: 年[甲子] 月[丙寅] 日[辛亥]
月相: / 節気:
月相: / 節気:
深川永代寺門前より出火、激しい北東風で蛤町や吉原仮宅まで焼失し大鳥居にも及ぶ
正月九日の暁八時過(午前2時頃)、烈しい北東の風が吹き荒れる中、深川永代寺門前仲町(現在の東京都江東区門前仲町周辺)より失火しました。火は山本町、黒江町、蛤町河岸に至るまで燃え広がり、吉原から避難していた娼家の仮営業所(僑居)も悉く焼失し、夜が明けてようやく鎮火しました。被害範囲は長さ2町余(約218メートル)、幅平均1町半程(約164メートル)に及び、町中に立っていた一の鳥居にも火が燃え移りました。
【 史料原文・書き下し文 】
○同九日暁、八時過、北東風烈しく、深川永代寺門前仲町より失火して、山本町・黒江町・蛤町河岸迄焼、吉原町娼家の僑居も悉く焼亡及び、夜明て鎮る。長二町余・幅平均して壱町半程なり(町中に在し一の鳥居に焼付たり)。(武江年表)
出典・参考文献: 武江年表
