【事件・災害 / 天文】 延宝八年十一月三十日 (西暦 1681-01-19)
干支: 年[庚申] 月[戊子] 日[乙亥]
月相: / 節気: 大寒

西南の方角に長空星が観測される(キルヒ彗星)

十一月晦日の酉の刻(午後6時頃)より、坤(西南)の方角に幅2尺余(約60センチメートル)・長さ20間余(約36メートル)に見える白い光気(白気)が観測されました。その根元にある星は「長空星(彗星)」と呼ばれ、十二月に至って姿を消しました。
※市村屋注:これは西暦1680年から1681年にかけて観測されたキルヒ彗星のことと思われます。17世紀で最も明るくなった彗星としても知られ、日中でも観測されたと言われています。また、アイザック・ニュートンがケプラーの法則を検証するために用いたことでも知られます。
【 史料原文・書き下し文 】
○十一月晦日酉の刻より、坤の方へ広サ二尺余・長二十間余りに見る白気あり、其根の星を長空星といふ。十二月に至り没す。(武江年表)
出典・参考文献: 武江年表