【事件・災害 / 社会・奇聞】
宝暦八年十二月二十五日
(西暦 1759-01-23)
干支: 年[戊寅] 月[乙丑] 日[丁卯]
月相: / 節気:
月相: / 節気:
講釈師の馬場文耕、郡上一揆の幕府批判講釈により市中引き回しの上獄門
十二月二十五日、実録本・談義本作者であり講釈師の馬場文耕(享年44歳。本姓中井、通称左司馬)が、幕府の禁令を犯した講釈を行った罪により市中引き回しのうえ獄門(死刑)に処せられました。文耕は美濃国郡上藩の検見取反対一揆(郡上一揆・金森頼錦改易事件)を題材とした『珍説森の雫』を講じ、幕政・藩政の不正を暴露・批判したことで捕らえられました。
【 史料原文・書き下し文 】
〔金補〕十二月二十五日、講釈師馬場文耕、禁令に触れたる講釈を行ひたる廉により市中引廻しの上、獄門の刑に処さる(四十四歳。本姓中井、通称左司馬。この講釈は「珍説森の雫」なる題にして、美濃郡上藩にて検見取廃止・諸役免除を要求したる一揆が勃発、藩主金森頼錦が改易になりたる事件なり)。(武江年表)
出典・参考文献: 武江年表
