浅草寺で観音御開帳 肥後の松本喜三郎による三度目の活人形が大評判
十五日より60日間の日程で、浅草寺(現在の東京都台東区浅草)において観世音菩薩の開帳が始まりました。日毎に多くの参詣者が群集しています。
境内奥山では、肥後国出身の松本喜三郎が制作した、今回で三度目となる「活人形(いきにんぎょう)」の見せ物が出演して大評判となっています。「四十八癖」と称し、男女48種類の偶人(人形)を展示しており、人間の喜怒哀楽の情態を見事に写し出し、まるで生きた人間に向き合っているかのような精巧さです。客寄せの看板(招ぎ)には龍宮の玉取女の姿が飾られています。また同所では、秋山平十郎が製作した「男女相性の偶人」や、竹田縫之介による「からくり人形」の見せ物も出店しています。
境内奥山では、肥後国出身の松本喜三郎が制作した、今回で三度目となる「活人形(いきにんぎょう)」の見せ物が出演して大評判となっています。「四十八癖」と称し、男女48種類の偶人(人形)を展示しており、人間の喜怒哀楽の情態を見事に写し出し、まるで生きた人間に向き合っているかのような精巧さです。客寄せの看板(招ぎ)には龍宮の玉取女の姿が飾られています。また同所では、秋山平十郎が製作した「男女相性の偶人」や、竹田縫之介による「からくり人形」の見せ物も出店しています。
【 史料原文・書き下し文 】
○同十五日より六十日の間、浅草寺観世音開帳。日毎に参詣群集せり(奥山に肥後の松本喜三郎が細工にて、三度目の活人形見せもの出る。四十八癖と号し、男女四十八種の偶人を見する。喜怒哀楽の情態をうつし、さながら生る人に向ふがごとし。招ぎには龍宮玉取女の形なり。又同所に秋山平十郎が作、男女相性の偶人、竹田縫之介がからくり人形の見せ物も出たり)。(武江年表)
出典・参考文献: 武江年表
