【事件・災害 / 自然災害】 元禄十六年十一月二十四日 ~ 元禄十六年十一月二十五日 (西暦 1704-01-01 〜 1704-01-02)
📜 この頃の記事: 元禄十六年 元禄十六年十一月

元禄地震、関東で激しい余震が続く

十一月二十三日、夜八ツ(午前2時頃)に発生した大地震の後、二十四日夜からの雨が明方に止むまで激しい余震が続きました。
【 史料原文・書き下し文 】
○十一月二十二日、宵より電強く、夜八時、地鳴る事、雷の如し。大地震、戸・障子たふれ、家は小船の大浪に動くが如く、地二、三寸より、所によりて五、六尺程割れ、砂をもみ上、あるひは水を吹出したる所もあり。石垣壊れ、家蔵潰れ、穴蔵揺あげ、死人夥しく、泣さけぶ声、街に囂し。又、所々毀ぢたる家より失火あり。八時過、津浪ありて、房総人馬多く死す。内川一はい差引四度あり。此時より数度地震あり。相州小田原は分て夥しく、死亡の者凡二千三百人、小田原より品川迄壱万五千人、房州十万人、江戸三万七千余人(内、二十九日火災の時、両国橋にて死るもの千七百三十九人といへり)なりし由、ものに誌り。此時深川三十三間堂覆る。二十四日夜より雨ふり、明方に及てゆり止む。其後、十二月まで震ふ事しばなり。
国つ神千代の岩をもゆりすゑてうこかぬ御代のためしにそ引  中院通茂卿(武江年表)
出典・参考文献: 武江年表