【事件・災害 / 火災・火事】 明治二年十二月二十七日 ~ 明治二年十二月二十八日 (西暦 1870-01-28 〜 1870-01-29)
📜 この頃の記事: 明治二年 明治二年十二月

元数寄屋町の米屋の竈から失火し銀座・新橋・汐留・芝口まで長さ九町が全焼

十二月二十七日の子の上刻(午後11時頃)、元数寄屋町(現在の東京都千代田区有楽町周辺)の米屋にて餅つきの竈(かまど)から誤って失火しました。火は南鍋町、南佐柄木町、山下町、加賀町、八官町、山城町、丸屋町、槍屋町、尾張町、銀座町、木挽町、新橋を焼き落とし、汐留、芝口三丁目(布袋屋・松坂屋跡)を経て脇坂侯・仙台侯元屋敷周辺(現在の中央区銀座・港区新橋・東新橋周辺)に至る数箇所を焼き尽くしました。被害は長さ9町(約981メートル)・平均幅4町半(約490メートル)に達し、翌二十八日の朝五時過ぎ(午前8時頃)に鎮火しました。
【 史料原文・書き下し文 】
○同二十七日子下刻、元数寄屋町の米屋にて餅舂より誤て竈より失火し、南鍋町・南佐柄木町・山下町・加賀町・八官町・山城町・丸屋町・鎗屋町の辺、尾張町・銀座町辺、木挽町、新橋焼落、汐留・芝口三丁目迄、布袋屋・松坂屋跡にて焼、脇坂侯・仙台侯元屋敷辺まで数箇所焼亡す。長九町・幅平均して四町半程なり。翌日朝五時過鎮る。(武江年表)
出典・参考文献: 武江年表