【事件・災害 / 火災・火事】 慶応二年十二月二十九日 (西暦 1867-02-03)
干支: 年[丙寅] 月[辛丑] 日[甲寅]
月相: / 節気: 節分

小石川白山前の風呂屋より出火し浄心寺・円乗寺・駒込片町など十一町が全焼

十二月二十九日夜(本郷での火事と同時刻)、小石川白山前妙清寺門前(現在の東京都文京区白山周辺)の風呂屋(銭湯)より失火しました。火は浄心寺、同門前町屋、常撿寺、大円寺門前、指が谷町、八百屋お七ゆかりの円乗寺、駒込片町(いずれも現在の文京区白山・本駒込周辺)へ延焼し、さらに御先隊組屋敷からの失火で阿部侯下屋敷や武家地を焼き込み、九軒屋敷周辺にて鎮火しました。被害は長さ11町(約1.2キロメートル)・平均幅1町半程(約163メートル)におよびました。
【 史料原文・書き下し文 】
○同時、少し後れて小石川白山前妙清寺門前の風呂屋より失火して、浄心寺・同門前町屋・常撿寺・大円寺門前・指が谷町・円乗寺・駒込片町、御先隊組屋敷より失火して阿部侯下屋敷焼込。其余、武家地多く焼亡せり。九軒屋敷の辺にて鎮る。長さ十一町・幅平均壱町半程なり。(武江年表)
出典・参考文献: 武江年表