【事件・災害 / 社会・奇聞】 寛永五年三月二十一日 (西暦 1628-04-25)
干支: 年[戊辰] 月[丙辰] 日[癸酉]
月相: / 節気:

大師河原の平間寺に六字名号碑建立

正月二日、もともと文字の読み書きのできない無筆な人物であった、京橋(現在の東京都中央区京橋周辺)の紀伊国屋又太夫という者の夢に弘法大師が現れ、不思議と六字の名号(南無阿弥陀仏)を書くことができるようになりました。これを記念して、三月二十一日に大師河原(神奈川県川崎市川崎区周辺)の平間寺(川崎大師)その名号を記して石碑を立てました(法名は雪翁月盛居士といいます)。
この碑は六字名号碑として現存しています。武江年表によるとこの人物の法名は霊翁月盛居士とありますが、川崎大師のホームページの記載に従い雪翁月盛居士とします。
【 史料原文・書き下し文 】
正月二日、京橋紀伊国屋又太夫といふもの元来無筆なりしが、大師河原弘法大師の示現を蒙り、六字の名号を書す。よつて三月二十一日、名号を書して当寺に碑ひを立る(霊翁月盛居士といふ)。(武江年表)
出典・参考文献: 武江年表、川崎大師ホームページ