【事件・災害 / 火災・火事】
延宝四年十一月七日
(西暦 1676-12-11)
干支: 年[丙辰] 月[庚子] 日[乙亥]
月相: / 節気:
月相: / 節気:
吉原江戸町より出火し一廓が全焼、廓外の反物本所中の郷まで延焼
十一月七日の暮六半時(午後7時頃)、吉原江戸町二丁目(現在の東京都台東区千束周辺)より失火による火災が発生しました。激しい西北風にあおられて吉原遊郭の一廓が全焼し、火は廓外へ燃え広がって本所中の郷(墨田区吾妻橋・業平周辺)に達してようやく鎮火しました。この火災により遊女12人が焼死しました。吉原開設以来初めての大火であり、遊女屋は三谷や箕輪周辺(台東区日本堤・三ノ輪周辺)に仮宅を設けて営業を行いました。
【 史料原文・書き下し文 】
○十一月七日暮六半時、吉原江戸町二丁目より失火して、西北風烈しく、一廓焼亡す。此火、廓外へ焼出て、本所中の郷にいたりて鎮る(此時、遊女十二人焼死す。開発の後、始て焼る。三谷・箕の輪辺仮宅にて商売す)。(武江年表)
出典・参考文献: 武江年表
