東京府が町年寄を設置。自身番屋を廃止に
六月より、身元が確かで人物の優れた者を「町年寄」として1小区に5〜7人、「町用係」として10〜20人ほど選考のうえ命じられました。これにより従来の「自身番屋」は廃止され、1小区ごとに1箇所ずつ「町用取扱所」が設置されることとなりました。
【 史料原文・書き下し文 】
○同十日、東京町々の坊正(名主と称す)二百三十八人、東京府へ被召出、今般市中御取締筋御改正に付、一同役儀御免。翌十一日、尚又一同被召出、右之内元名主幷見習勤の息子、また致仕の者合て百人、その内六人は世話懸り、四十七人は中年寄、三十九人は添年寄に被仰付。御府内を五十区に分たれ(一区に中年寄一人、添年寄一人)、その余の者には御手当を賜りたり。又六月より、町年寄とて身柄宜しき者、一小区に五、七人、町用掛りとて十人、二十人位、人選の上命ぜられ、町々自身番屋といへるを廃し、一小区の内、一个所ヅヽ町用取扱所を設く。(武江年表)
出典・参考文献: 武江年表
