【事件・災害 / 火災・火事】 天明六年正月二十三日 (西暦 1786-02-21)
干支: 年[丙午] 月[庚寅] 日[戊辰]
月相: 下弦 / 節気:

西久保大養寺門前から出火。赤羽や田町海岸まで大延焼

正月二十三日、烈しい風が吹き荒れる中の午刻(12時頃)、西久保大養寺門前(現在の東京都港区虎ノ門・西久保周辺)より火災が発生しました。
火は赤羽(現在の港区芝周辺)や飯倉町(現在の港区麻布台周辺)にいたるまで焼き失わせ、さらに境内にある光明寺や心光院などの寺院も焼亡しました。
そこからさらに飛火して田町の海岸(現在の港区芝周辺)にいたるまで達し、申の中刻(16時頃)になってようやく鎮火しました。
火災の規模は幅約3町(約327m)、長さ約15町(約1.6km)に及びました。
【 史料原文・書き下し文 】
○同二十三日風烈しく、午刻、西久保大養寺門前より出火、赤羽飯倉町迄焼失。寺院は光明寺・心光院、其外焼亡す。夫より飛火して田町海岸迄焼る。申中刻鎮る。幅三丁・長十五町といふ。(武江年表)
出典・参考文献: 武江年表